【タイトル】
『共同体エンジニアリング―19世紀ケンブリッジ州ウィリンガム教区の経済と社会―』
(埼玉学園大学研究叢書第21巻)
【内容】
「共同耕地制」あるいは「開放耕地制」は中世から19世紀に至るまで西欧で広く営まれてきた農業で、その歴史的盛衰の解明は社会経済史研究の主要課題の一つである。本研究は、イングランドの農村共同体ウィリンガムにおいて高度に商業化した酪農業に共同耕地制が結びついた「沼沢縁辺経済/システム」が19世紀に解体消滅する過程を具体的に明らかにするものである。
【書誌情報】
著者:伊藤 栄晃(人間学部 人間文化学科 教授)
ISBN:978-4-910733-87-6
出版社:学術研究出版
体裁:A5判 654p
定価:3,500円+税
発行:2023年2月23日
一般図書
[請求記号: 332.33/I]