『インターネットの光と影』Ver.4
情報教育学研究会(IEC)・情報倫理教育研究グループ編
北大路書房(2010年)
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私たちの日常生活で、インターネットは欠かせないものとなってきました。きっとインターネットを利用したことがない人は、いないのではないでしょうか。友達とのメールはもちろんのこと、ちょっとした調べ物からブログ・ツイッターなど情報発信としても、幅広く便利に利用されています。
しかしその反面で、危険にさらされることも増えてきました。ネットショッピングによるトラブル被害、無責任な情報発信による思わぬ事件など、みなさんも耳にしたことがあると思います。
この本ではタイトルからもわかるとおり、インターネットによってもたらされる便利性(光)と、それに伴う危険性(影)を大きく8つにわけて詳しく紹介しながら、「情報倫理」についても書かれています。ここでの情報倫理とは、「インターネット社会において、生活者がネットワークを利用して、お互いに快適な生活をおくるための規範や法律」をさしています。
「今さらそんなこと・・・」と思う人がいるかもしれませんが、これらのことを再認識することによって、自分が被害者・加害者になってしまわないためにも、もう一度考えてみる機会にしてみてはいかがでしょうか。
2012年4月
情報メディアセンター S.O

一般図書
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